もう子供の寝かしつけで悩まない!楽しく乗り切るアイディア5選

2020.01.13

おやすみの時間になっても子供がなかなか寝てくれない…。子育ての中でも、子供の寝かしつけは毎日のこと。安らかに気持ち良く眠ってほしいと思いつつも、いつまでも眠ってくれないと、ついイライラしてしまうことも多いでしょう。

子供がすんなり寝てくれない理由にはさまざまなパターンがあります。子供の寝かしつけがうまくいかない理由を考え、すぐに試せる、楽しく眠るためのアイディアをご紹介します。

 

子育ての悩み1位は「子供の睡眠」

 

「寝かしつけがうまくいかない」「夜泣きをする」「寝る時間が遅い」など、子供の睡眠に関する悩みは尽きません。博報堂こそだて家族研究所が2018年に行った調査によると、3歳未満の子供を持つママの一番の悩みは、子供の睡眠に関することだそうです。

日本では子供が寝るとき、親が寝かしつけするのが一般的です。一人で寝られるようになる年齢は子供によって違い、小学生になっても寝かしつけが必要な子供もいるようです。寝かしつけは子供と過ごす大切な時間ですが、「できれば早く寝てほしい」というのが親の本音ですよね。

 

子供の寝つきが悪いのはなぜ?

 

子供がなかなか眠ってくれないのはどうしてでしょうか。無理矢理寝かしつけようとしても、ますます子供の目は冴えてしまいます。もちろん、元々寝つきが悪いタイプの子供もいますが、寝ない原因がある可能性があります。

子供が夜に寝ない原因としては、下記のようなものが考えられます。

 

朝起きるのが遅い

 

子供が朝起きる時間は遅くありませんか?思い当たることがある場合、体内時計を整えるために、早寝よりまず、早起きさせてみましょう。起きてからきちんと日の光を浴びることも大切です。

人間の体内時計は、朝起きて光を浴びてから、約14時間後に眠気を感じるようになっています。21時に寝かせるためには、少なくとも7時前には子供を起こす必要があるでしょう。

20時半くらいから寝かしつけができるよう、夕食や入浴時間の調整も必要かもしれません。スムーズに眠りにつける習慣を心掛けてください。

 

昼寝が長すぎて眠くない

 

長いこと昼寝をしてしまうと、夜、なかなか眠くはなりません。夕方に眠ってしまうのも避けたいものです。昼寝は子供によって必要な時間が違いますし、何歳まで必要なのかも子供によって異なります。夜にあまり寝つきが良くないなら、昼寝の時間を短めにしたり、子供の年齢によっては昼寝をやめたりしてみてはいかがでしょうか。

日中に疲れると昼寝が長くなってしまいがちですが、できるだけ浅く、短い睡眠で済ませられるよう促しましょう。

 

遊び足りなくて寝たくない

 

昼間の遊びが足りないと、夜の寝つきが悪くなることがあります。元気があり余って眠くない、また、まだ遊びたいという気持ちが強くて、眠りたくないのかもしれません。

昼間のうちに、しっかり遊んでいろいろな活動ができているでしょうか。遊びが十分だと、子供は頭も体も適度に疲れて眠りに入りやすくなります。

 

寝る前に興奮する出来事があった

 

寝かしつけの前や、寝かしつけ中にパパが帰宅して、子供たちが大興奮!そのまま寝なくなってしまうということもあるかもしれません。子供は一度興奮してしまうと、眠りにつくタイミングを逃してしまいます。睡眠前には激しい遊びは避け、できるだけ静かに過ごせるよう、家族の協力が必要です。

また、テレビやスマートフォン、タブレットなどの刺激もメラトニンというホルモンに影響が出て、興奮して眠れなくなることがあります。おやすみ前は映像機器をオフにして、眠りの妨げにならないよう気をつけましょう。

 

温度や明るさなど環境が整っていない

 

子供が安心して眠りに入るためには、環境を整えることが大切です。部屋が明るいままでは、体が夜であると感じられず、リラックスすることができません。昼と夜のメリハリをつけるためにも、部屋の灯りは消して暗くしましょう。

 

大人も、旅先で寝具や枕が変わると落ち着かずに眠れなくなることがあるように、子供も場所が変わることで落ち着かず、寝つけない場合があります。いつも同じ場所で寝かせることで安心感が得られ、寝つきの良さにつながります。

また、部屋の温度は暑すぎても寒すぎてもダメです。適温に調節し、パジャマや寝具についても気をつけましょう。

 

ママやパパは寝かしつけの何に悩んでいる?

 

子供がスムーズに寝ない理由はさまざまです。では、寝かしつけについて、ママやパパたちが困っているのは具体的にどのようなことなのでしょうか。

 

寝室に行ってくれない

 

お風呂にも入って、テレビも消して、眠る準備を整えたのに、子供が寝室に行ってくれなければ、寝かしつけの第一歩からつまずいたようで、がっかりしてしまうでしょう。

これは、前述したように、生活リズムが整わず、眠るタイミングを逃しているとも考えられます。しかし、自我の芽生えによる反抗(イヤイヤ期)、または、単にまだ遊びたいだけかもしれません。

そんな場合は、子供と寝る時間を約束してみるというのもひとつの方法です。「この絵本を読んだら寝よう」などと時間を区切って約束をして、決めたら必ず実行すること。子供といっしょに決めて、子供自身が納得するように誘導するのがコツです。

 

寝る直前まで遊びたがる

 

時間どおりに寝てほしいのに、寝る直前まで遊びたがる子供にイライラしてしまうこともあるでしょう。もしかしたら、子供からの遊びが足りないという訴えかもしれません。

遊びの時間を見直すとともに、たまには寝かしつけをあきらめて、とことん遊んであげる日があってもいいでしょう。遊んでいるあいだに眠くなるように、数字やひらがなを覚えたり、パズルをしたりといった静かな遊びがおすすめです。

 

抱っこで寝かしつけても降ろすと起きる

 

抱っこでぐっすり眠ったのでベッドに降ろしたら、途端に目を覚ましてまた抱っこ…という、赤ちゃんの「背中スイッチ」に困っているママやパパは少なくないのではないでしょうか。赤ちゃんは、ママのおなかの中では背中を丸めた状態でいるので、その体勢が一番安心するといわれています。抱っこから平らなベッドに寝かせると、背中がまっすぐになるので、目を覚ましてしまうのです。

 

赤ちゃんをベッドに降ろしたときに安心して眠り続けられるよう、バスタオルや座布団をたたんでおふとんに緩やかなカーブをつけるなどの工夫をしましょう。体勢が変わりにくいよう、おくるみやタオルケットに包んで寝かしつけ、そのままベッドに寝かせるのも有効です。

ママやパパから体が離れるのも目覚めやすいポイント。抱っこしたままいっしょに横になって、赤ちゃんの手足からはじめにママやパパの体を離し、最後に赤ちゃんのおなかが離れるようにゆっくりベッドに降ろしましょう。

 

寝かしつけに長い時間がかかって何もできない

 

寝かしつけにかかる時間は平均30分、長いときは1時間、2時間とかかってしまうことも。そのあいだ、何もできずにいるのはつらいものです。子供と過ごす時間が大切な半面、やらなければならない家事や仕事は待ってはくれません。ママやパパ自身が睡眠不足になってしまって、イライラすることもあるのではないでしょうか。

子供の寝つきが悪い原因を確認し、思い当たることがあれば改善しましょう。次に紹介する、寝かしつけのアイディアも参考にしてみてください。

 

寝かしつけに有効な5つのアイディア

 

子供が気持ち良く眠ることは、健康のためにも、親の気持ちを軽くするためにも大切なことです。寝かしつけの際に、ママやパパを助けてくれるアイディアを5つご紹介します。

 

1 入眠儀式を決める

 

眠くなるのを待って寝かせるのではなく、子供が眠くなるように誘導するのが寝かしつけのポイントです。入眠儀式とは、毎晩寝る前に行う習慣的な行動のこと。毎晩寝る前に同じ行動を繰り返すことで、その行動と眠ることが子供の中で結びつき、眠りに入りやすくなります。

入眠儀式に決まりはなく、基本的に、興奮させずに子供が楽しいと思えることであればなんでもOK。子供に「寝るのは楽しいこと」と感じてもらえるようにするのが大切です。決まったことを決まった順番で毎日行い、習慣化しましょう。

 

入眠儀式は子供に合っていて、ママやパパが負担にならずに続けられることを選んでみてください。入眠儀式には、次のようなものがあります。

 

・おやすみツアー(家族や家中の家具、家電などにおやすみの挨拶をする)

・子供の一日にあったことを振り返ってお話をする

・絵本の読み聞かせをする

・お気に入りの歌を1曲歌う

・背中をトントンする

 

2 絵本を読み聞かせる

 

絵本の読み聞かせは、眠る前の習慣としてはかなり有効です。寝かしつけに合った本を選べば、さらに効果的でしょう。絵や言葉の調子で子供の眠りを誘う絵本や、ストーリーで子供の気持ちを眠りに向かわせる絵本など、いくつかストックしておきたいですね。寝かしつけ専用絵本もあるため、試してみてもいいでしょう。

読み聞かせをする年齢は0歳でもOK。親の声を聞かせることで、子供が安心するといわれています。

 

3 胎内音に似たメロディーを流す

 

小さな赤ちゃんなら、胎内音に似たメロディーが入ったCDやおもちゃがありますので、それを聞かせてリラックスさせてあげましょう。赤ちゃんは、ママのおなかの中で聞いていた胎内音を聞くと、安心するといわれています。

少し大きくなった子供の耳には、オルゴールや自然音、クラシック音楽などが心地良く届きます。どんな音楽が気に入るか探してみてください。

 

4 アロマテラピーでリラックスさせる

 

大人がリラックスするためにも効果的なアロマテラピーは、子供の興奮状態を落ち着かせ、リラックスさせるのにも有効です。カモミールやラベンダー、オレンジスイートなどが、リラックス効果があるとされています。

子供のアロマテラピーには、いくつかの注意点もあります。1歳未満のうちはおっぱいの匂いを嗅ぎ取ろうとするため、赤ちゃんの臭覚はとても敏感です。また、まだ抵抗力も弱く、アロマテラピーで利用する精油は影響を受けやすいため、使用は避けてください。

 

1歳を過ぎてからは香りを部屋に広げる芳香浴ができます。最初はマグカップのお湯に精油を1滴たらす程度で様子を見てから、ディフューザーなどの専用のアイテムを使いましょう。使用上の注意をよく読み、安全に使用してください。

使用量は大人の半分以下に抑え、ペパーミント、ユーカリ・グロブルス、ローズマリー・カンファーなど、刺激が強いものの使用は避けましょう。

 

5 プロジェクターを利用する

 

壁や天井に、子供のお気に入りの映像を投影するプロジェクターも、寝かしつけグッズとして人気があります。ポップインアラジンはシーリングライトと一体化したプロジェクターで、工事不要で寝室がホームシアターに早変わりするアイテムです。

 

寝室で使用するのに最適な光量で、寝かしつけに最適。ベッドに入ってゆったり映像を見ているうちに、子供の眠気を誘ってくれるでしょう。また、世界中の人気絵本が詰まった「世界の絵本」や、子供たちの素朴な疑問をいっしょに考える「なんでなの」、大画面で宇宙の神秘を体験できる「うごく太陽系」など、子供向けコンテンツも充実しています。子供の好みに合わせて、眠る前のひと時を楽しく過ごさせることができるでしょう。

 

親も子もリラックスして心地良い眠りを

 

やることが山積みの子育て中で、寝かしつけはママ、パパ共通の悩みでしょう。

眠りは子供たちの成長や健康にとって大切なもの。イライラせずに、親も子供もリラックスして寝ることを楽しめるように、工夫していきましょう。


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