自宅でホームシアターを作りたい!どんな準備と費用が必要?

2020.01.13

誰にも気兼ねせず、大画面で映画やスポーツ観戦を楽しみたい!――そう考えている人は多いのではないでしょうか。

ホームシアターがあれば、自宅にいながらにして非日常のエンターテインメントを味わうことができます。ここでは、ホームシアターを設置するにあたって準備すべきことのほか、メリット、費用などについてご紹介します。

 

ホームシアターとは?

 

ホームシアターとは、文字どおり「部屋を映画館のようにすること」で、大画面と迫力ある音を自宅で再現することができます。ホームシアターに特に定義はなく、こだわる部分は人によってそれぞれ。家で見たいときに映画が見られる環境があれば、ホームシアターと呼んでいいでしょう。

では、具体的にホームシアターを作るには、何が必要となるのでしょうか?

 

テレビでもプロジェクターでもOK

 

ホームシアターといえば、プロジェクターとスクリーンの組み合わせを思い浮かべます。しかし、テレビが高画質化したことで、大型テレビを利用してホームシアター設備を導入する人が増えてきました。

 

テレビは画質が良く、明るい部屋でも見やすいというメリットがありますが、大型になると価格が上がり、スペースをとるなどのデメリットがあります。プロジェクターの場合は、大画面でも大型テレビより安価で、白い壁があればスクリーンが必要ないというメリットがありますが、明るい場所では見にくい、投影にある程度の距離が必要といったデメリットがあります。

プロジェクターとテレビ、どちらを選んでもホームシアターとしては問題ありませんが、メリット・デメリットがあることは押さえておきましょう。

 

5.1ch以上のサラウンドシステム

 

映画館のような迫力を求めるのであれば、5.1ch以上のサラウンドシステムが必要でしょう。5.1chはホームシアターのサラウンドシステムの基本形とされていて、聴く人を囲むように前後左右に6つスピーカーを配置します。それぞれのスピーカーが別の音を発し、それによって360°音に包み込まれるようなサウンドが再現されるのが特徴。複数のスピーカーを設置するのが難しい場合は、1台のスピーカーで5.1chの音を実現するサウンドバーもあります。

とはいえ、5.1ch以上のサラウンドシステムがないと、ホームシアターといえないわけではありません。好みや目的、予算に応じて音響システムを選んでください。

 

自宅にホームシアターがあるメリット

 

自宅にホームシアターがあると、どのような楽しみ方ができるでしょうか。ホームシアターのメリットを挙げてみました。

 

大画面で迫力ある映像が味わえる

 

ホームシアターの最大の醍醐味は、何といっても大画面を一人占めにして楽しめることでしょう。他人を気にすることなく、映画館さながらの映像やサウンドを独占することができます。映画館の上映期間に見逃してしまった映画や、配給の関係で映画館での上映が難しい古い映画なども、ホームシアターがあれば、いつでも大画面で楽しむことが可能です。

 

周囲に気兼ねなく映画が楽しめる

 

最近は、映画館で上映中に大声を出すことができる「応援上映」が開催されることがありますが、ホームシアターであれば、いつでも応援上映が可能です。さらに、寝転んだり食事をしたりと、どんなスタイルでも楽しめることも、ホームシアターの魅力でしょう。

 

交通費や飲食費の軽減につながる

 

ホームシアターがあれば映画館に行く必要がなくなり、そのための交通費もかかりません。近くに映画館がない人は、出掛けるだけでひと苦労することもありますが、ホームシアターがあればその苦労も必要なくなります。

また、映画館に行くとついつい買ってしまうポップコーンやジュースなども、映画代とともに結構な出費となってしまうことがあります。自宅であれば、安価なおやつや食事を用意できるでしょう。

無駄な出費を気にせず、普段のお気に入りのおやつとともに、リラックスして映画を楽しめるのがホームシアターのメリットのひとつです。

 

映画以外でも楽しみはいっぱい

 

ホームシアターの用途は映画だけではありません。スポーツ観戦や音楽ライブなどの映像を流しても、まるで会場にいるような臨場感を味わうことができるでしょう。大画面でのゲームなど、小さな画面とは違った盛り上がりが生まれそうです。

このほか、サラウンドシステムを活かした音楽鑑賞や、スマートフォンをつないで撮影した写真や動画の鑑賞会を開くなど、さまざまな形で活用が可能です。

 

自宅ホームシアターを設置する前に決めておきたいこと

 

プロジェクターやスピーカーを用意しただけでは、ホームシアターは完成しません。ここでは、ホームシアターを設置する前に、決めておきたいことをまとめました。

 

ホームシアターを設置する場所は?

 

家のどこにホームシアターを設置するかによって、システムの規模や配線などを選択しなければなりません。まずは、どのような場所にどのような形式のホームシアターを作りたいかを考える必要があります。

リビングに設置するのか、ホームシアター専用ルームを作るのかなどによっても、配線や工事などのパターンが変わります。具体的にどのように部屋を使いたいかイメージすることが大切です。

 

また、大音量でホームシアターを楽しみたいのであれば、近隣への騒音に注意することも忘れてはいけません。隣家に面した部屋に設置するのは避ける、壁に防音シートを貼るなどの対策も、考える必要があるでしょう。

 

スクリーンのサイズは?

 

プロジェクターとスクリーンを利用する場合は、部屋の大きさによってスクリーンサイズを決めなければなりません。

プロジェクターによって、投射距離とそれによる投影サイズは異なります。同じ100インチの投影サイズでも、プロジェクターによって推奨する投射距離が1.5mだったり4mだったりします。投射距離が確保できなければ、希望の投影サイズや画質が実現できません。

また、希望するスクリーンが部屋に置けるかどうかも考えておきましょう。100インチのスクリーンなら3m幅の壁が必要ですし、120インチのスクリーンを設置するなら4m幅の壁が必要です。

部屋の大きさやプロジェクターを設置できる位置、必要な投影サイズなどを加味してスクリーンサイズを決めましょう。

 

ホームシアターに求める画質は?

 

プロジェクターを選ぶ際に気をつけたいポイントとして、どれほどの画質が必要かということがあります。一般的に、解像度・コントラスト比・ルーメン(lm)の数値が高いものほど、プロジェクターの画質は良くなります。解像度が高いほどきめ細かな画像になり、コントラスト比が高いほど奥行きのある画像になります。ただし、これらが高いほど予算的にも高価になる傾向がありますので、自分が求めている画質はどの程度か、しっかり検討する必要があります。

 

ルーメンについては、数値が高いほど明るくはっきりとした画像になります。暗い部屋で視聴する予定ならあまり気にする必要はありませんが、明るい部屋で見たい場合、少なくとも2,000lm以上を目安にするのがおすすめです。

 

音響はどうする?

 

ホームシアターのサラウンドシステムは5.1chが基本と前述しましたが、目指す音がどういったものなのかによって用意するスピーカーは異なります。「複数のスピーカーを配置するか」「サウンドバーを利用するか」「手軽に2.1chスピーカーにするか」「7.1ch以上で重厚な音を楽しむか」など、求める音響や設置できるスペースなどによって、最適な物を選びましょう。

また、スピーカーを選ぶ際は、できるだけ同じメーカーの同シリーズを選ぶのがポイントです。

 

何を再生する?

 

ホームシアターで主に再生したいものは何でしょうか。それに合わせて、再生するための機器を決めます。映画や音楽ソフトを再生することに特化するのであればブルーレイプレーヤーを、テレビ放送や録画も見たいのであればブルーレイレコーダーがいいでしょう。Wi-Fi対応のプロジェクターであれば、スマートフォンやタブレットの画面を投影することも可能です。

そのほか、ゲームや音楽鑑賞のためのオーディオ機器との接続も考えているのであれば、そのためのケーブルや接続方法も考えておきましょう。

 

ホームシアターの設置費用はどれくらい?

 

自宅にホームシアターを設置するには、相応の費用がかかります。ホームシアターの設置費用は、どのくらい用意したらいいのでしょうか。

 

本格的なホームシアターは機材費・工事費・設定費がかかる

 

本格的なホームシアターを設置する場合、かかる費用には3種類あります。

まずは、ホームシアターに必要なプロジェクター、スクリーン、音響などの機材費。機材の設置や配線など、実際に部屋に取りつけるための工事費。そして、ホームシアターの構成を決める設計や機材の提案、現場下見や工事指示、設置後の機材の設定などを行う設定費です。

 

本格的なホームシアターは1,000万円を超えることも!?

 

ホームシアターの設置費用は、スピーカーのクオリティなど、グレードが高くなればなるほど大きくなります。画質や音質にこだわらない場合、1万円以下のプロジェクターや数千円のスピーカーなどを組み合わせ、簡易的なホームシアターを設置することも可能です。

反対に、4Kプロジェクター、4K対応電動スクリーン、7.1ch以上のスピーカーなど、ハイグレードにこだわる場合は、300万~500万円は用意しておいたほうがいいでしょう。さらに、部屋に防音施工を加えるのであれば、600万~1,000万円ほどかかることもあります。

 

ポップインアラジンならホームシアターが簡単に実現!

 

ポップインアラジンは、世界初のシーリングライト一体型のプロジェクターです。調光調色機能のついたLEDシーリングライトに、高性能プロジェクターと高音質スピーカーが搭載され、「自宅に大画面のホームシアターを設置したい!」という夢を、簡単に叶えることができます。

 

プロジェクターからは壁面との距離により40〜120インチサイズの映像の投影ができ、投影角度の調整も可能です。ハーマンカードン製の高音質スピーカーが内蔵されていますので、スピーカーを別に設置する必要もありません。

 

また、ポップインアラジンは家庭用の引掛シーリングがあれば、簡単に取りつけることができます。電源は引掛シーリングのコンセントから供給されるため、別途電源ケーブルを用意する必要はありません。部屋のレイアウトを変えることなく、手軽にホームシアターが実現できます。

 

手軽にホームシアターを実現しよう

 

映画好きであれば、自宅で大画面の映像を楽しめる環境を持つことに、憧れを抱いているでしょう。しかし、本格的なホームシアターを設置するためには、費用や手間が少なからずかかります。

ポップインアラジンは簡単な設置方法で、すぐにでも手軽にホームシアターを味わうことができるのが特徴です。ホームシアターを検討する際の選択肢として、考えてみてはいかがでしょうか。


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